2010年09月03日

イギリス妊娠記〜妊娠性痒疹

妊娠7ヶ月に入った頃からポツポツと湿疹がお腹に現れてきた。
最初は6月に入ってイギリスが暑くなってきた頃だったので「汗疹かな?」なんて思いつつ過ごしてきたのだが、すぐに汗疹どころではなく体中に拡がってくる。つわりが終わって以来、ベルギー旅行に出かけたり、運動をしたりと快適な妊娠ライフ♪と思っていたのだがここから試練が待っていたのだ。

というのもこの湿疹どうにも痒いのです。痒みってなかなか人に伝わりにくいのですが、分別をもったはずの大人でも掻きむしるのを我慢しづらい。お腹だけだったのが、胸、手、太もも、お尻とだんだん体一杯に拡がっていくので不安になり医者を訪ねた。

GPにて@妊娠性痒疹 最初の訪問
この時は体一杯に拡がっていく段階だった湿疹。以前にも触れましたがイギリスの場合専門医にいきなり会えることはなく皮膚科という選択肢はないので向かうはかかりつけ医のGP。

私「体中に湿疹が出来てきていて、痒くて辛いのですが」
医者「ちょっと見せてくれる?あらぁ、かわいそうに…。ところでこれってただの湿疹なのかな?!」
私「いやいや!それを知りたいから私はここに来てるわけで」
医者「あ、そうね。もしかしたらShinglesかも知れないのでちょっと待ってくれる?他の医者の意見も聞くわ」

Shinglesとは日本で馴染みのある言葉ではヘルペス、帯状疱疹。疲れやストレスがたまってるときにウィルス感染によって起きるそうで、妊婦がなるとお腹の赤ちゃんへの影響もあるそうで、私のなかに緊張が走る。その後医者3人登場 3人に湿疹を診てもらって協議の結果、湿疹の出方がヘルペスとは異なる。なので他の要因の湿疹だろうという結論がでる。この日は、肌の不調に効く赤ちゃんでも使えるくらいのモイスチャライザーと弱めのステロイド剤と痒くなったときのために処方される。

ステロイド剤ってなんだかなぁと思ったのだが痒くってたまらず、ネットで検索すると私の症状は妊娠性痒疹と日本で呼ばれるもので、その際の対処法でもステロイド系の塗り薬が一般的でお腹の赤ちゃんへの影響も少ないと言われておとなしく塗ってみることにする。

しかし薬を塗ってもいっこうに収まらない湿疹はどんどん範囲を広げて顔や手足の先まで真っ赤に腫れあがり、最初から症状がでていたお腹は赤、青紫、黒となんだかよくわからない腫れを通り越した状況。今思い出しても腫れ上がった顔で、全身湿疹まみれの本当に見にくい妊婦姿に…泣。

そして再度GPへ。
今度は湿疹を見せるまでもなく全身腫れ上がっているので、医者も結構真剣(いや、前回がおちゃらけてたワケではないが、真剣度が高かった)。
医者曰く、妊婦の湿疹についてひとつ心配されるのは、肝機能の異常が考えられて、もしそうだとケミカル物質が赤ちゃんに影響を与えて深刻な結果を招くのでまずはその危険性がないか血液検査をと言われる。血液検査の結果は翌日とのことで、結果が判明次第携帯に電話が入り、また病院にいくことになる。

結果がでるまでの一日間、相変わらず体中は痒いので薬を塗りながら、氷と保冷剤で体中に拡がった湿疹を冷やしつつ、夫はアメリカ出張中のために不在で一人眠れぬ夜を過ごしたのですが、痒いのと心配なのとで涙が。つわりも辛かったですが「つわりがあるのは赤ちゃんが元気な証拠」と思えたのだが、これはまた別のつらさ。医者に「赤ちゃんに影響があるかも」といわれると、やっぱりへこみますよね。

翌日、結果を聞きに病院へ行くと「肝機能に問題はなかった」とのこと。とりあえずの朗報にホッとしたのだ。では私のこのひどい湿疹はなんぞや?!と言えば、やっぱり妊娠性痒疹らしく、イギリスでは妊婦の300人に1人がなるらしい。「残念ながら、あなたはアンラッキーな確率で特にひどい湿疹がでているのね」と言われ、ため息。さらに強めのステロイド剤と弱めのステロイド剤を処方され、同じく氷で冷やす療法で乗り切ることと覚悟を決める。

しかし、これからまた一大事件が発生するのです。長くなってきたので、それはまた次回に続く。
posted by hiroex at 11:06| Comment(6) | TrackBack(0) | マタニティ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あぁ・・・これがあの悲惨だった湿疹記録なのね・・・。
痒いのって痛みよりもある意味辛い場合があるから本当に大変だったね。
300人に1人の割合って結構確率が高いのね。
悪阻に湿疹に・・・と大変な体験をしてきてるんだから、出産は軽いといいのだけど・・・お祈りしてます!
Posted by みかみか at 2010年09月04日 04:11
みかみかさんの言う通り↑
痒さを我慢するのって、非常にしんどいですよね。
痒さにもがき苦しんだhiroexさんには申し訳ないけど、赤ちゃんに影響がなくって本当に良かったですね〜、と胸を撫で下ろしたと思ったら
また一大事件ってなんですかー?!
Posted by naoko at 2010年09月04日 07:06
>みかみかちゃん
湿疹記録、次回の記事の時が一番焦ったのだけれどもなんとも大騒動だったわ。程度に差はあるものの、日本では100人に1人くらいの割合で妊娠性痒疹になるらしいよ。かなり確率高いよね。
ほんと、なにとぞ今度ばかりは安産でお願いしますー!!と祈ってます。
Posted by hiroex at 2010年09月04日 20:39
>naokoさん
痒いのって予想以上の不快感でした。これから子育て中に子供ってけっこう痒い病気になることあると思うのですが、「それくらい我慢しろ」とは口が裂けても言えない経験になりました。
一大事件、読みづらい長文で申し訳ないですがUPしました。お時間あれば読んでみて下さい。
Posted by hiroex at 2010年09月04日 20:43
大変だったんだね。
かゆみは出る妊婦さん多いみたいだけど、そこまで痒いとつらいね。

私はかゆみは全くないけど、悪阻時期に抜け毛がひどくて髪の毛半分以下になったよ。ボロボロ抜けるの。ハゲだらけ。
ようやく最近ハゲた部分に髪の毛生えてきたよ。色々人によって違うんだねぇ。
Posted by パック at 2010年09月04日 23:30
イギリス妊娠記〜妊娠性痒疹: 帰国ゴコロ
Posted by li da daidaihua at 2013年08月10日 14:39
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国境を超えた流れ者生活を送る筆者が、あらためて母国で見つけたもの。
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