2009年12月09日

考古学エリアとカターニア食堂

シラクーサのオルティガ島を後にして、考古学エリアへ。
neapoli.jpg

市民グラウンドの横手に「こんなところに泊めてええんかいな?」と思いながらも駐車をして、考古学公園の入り口へ、ずんずんと歩いていくと強面なおっさん3人に「チケット買わなあかなんでー」と注意される。こちらも別にチケット無しで入場する気は無かったのだが、シチリアの観光施設って入場券売り場が大概分かりにくいところにありすぎる。
ここも入り口から国道を隔てた向こう側のおみやげ物屋さんの並びの一番奥というとっても分かりにくい。おみやげ物買わせるための場所であることは見え見えなんだけどこんな位置取りに騙されるのもそうそう居ないと思うけど…。ちなみに私このシチリア旅行では買い物ゼロ。この次に日本も控えてるしお財布の紐はセーブしないとね。

上の写真、ちょっとインディ・ジョーンズの撮影地に使われそうな光景ですよね。散策してみましたが、説明もなんにもなくかなり地味なエリア。入り口が耳の穴の形をした‘ディオニュシオスの耳’という洞窟に入ったのだが、あまりに真っ暗で何にも見えなかったので、カメラのフラッシュを光らせて先を見ようとしたところ、フラッシュに反応して大量のコウモリが大騒ぎ。気持ち悪かったのでギャァアと叫んですぐ出てきてしまった。

もちろん考古学エリアなので遺跡もある。シチリア滞在中いくつみたか分からない劇場跡(こちらのは今でも隔年で実際に使用しているらしい)は、修復されすぎていて俗っぽい感じ。劇場の観客席から舞台を見下ろすと海が見えるのは美しかった。
siracusa-teatro.jpg

そしてこれはローマ時代の円形闘技場。コチラはオリジナルがかなり残っていて寂れた感じが好みだった。

シラクーサを後にして向かったのはカターニア。最初に寄ったパレルモに続いて二番目の都市なのだが、街の作りが小路だらけ、路駐だらけ、一方通行だらけ。新品かつ安物のカーナビにはこういうときこそ活躍して欲しいものだが、曲がっても居ないのに勝手にグルグルと方向転換をしたり一方通行の道を曲がれと指示したりもうハチャメチャ。ホテルの近くにいることは分かっていたので私が走ってホテルを探して行き方を聞いてやっと到着。いやぁひどい運転マナーといい、細い曲がりくねった道といいシチリアの運転は難敵が多すぎる。
catanianight.jpg

ホテルで落ち着いた後、街中へ。既に暗くなっていたのでちょっとした路地裏には独特の怪しさが漂っている。パレルモもそうだったけれどもやっぱり豊かとはいえないシチリアの大都市なので、裏の部分ってあるんですね。実際のところは別に怖い目には遭っていないので、はっきりと「怖い」とは言ってはいけないのかもしれないが…。

そんなちょっと固まった気持ちをほぐしてくれたのは、道端で目に付いて夕食をとることにした食堂。
catania-trattoria.jpg

3サイズ全部120cm超え間違いなしのデカイおばちゃんが料理担当、イタリア代表のサッカーが気になって仕方が無い小柄なオヤジがサービス担当のなんともアットホームなお店には彼らの子供と思われる写真で一杯。小さな頃は愛くるしい少年なのがだんだん年を重ねるにしたがって顔中ピアスになっていき不良化していってるのが写真から簡単に見て取れたのに失礼ながらちょっと笑った。
pennnesardini.jpgikasumipasta.jpg

写真左;いわしのペンネ。2年少し前にローマでシチリア料理のお店に行った時に鰯と松の実などが入ったパスタを食べて以来「またいつか食べたいなぁ」と思っていて再食が実現。やっぱり美味しかった♪

写真右;イカ墨パスタ。鰯のペンネがあまりに美味しかったので他のパスタも食べてみたくなって頼んだイカ墨パスタ。高校生ぐらいの時にこのイカ墨パスタが流行ってカプリチョーザで必ずイカ墨を頼んでたのが懐かしい!食べ終わった後ニカッと笑って「お歯黒〜!」と友達と言い合うのが幸せなアホ高校生でした。高校生の頃の味なんて覚えてないはずけど、何故かこのイカ墨パスタはそのときのことを思い出させてくれた。実際には本場シチリアの方がずっと美味しいはずだが、思い出の味はプラスαで記憶に残るものです。
seafoodantipasto.jpg

何故かパスタの後に出てきたシーフードミックスの前菜。サラダ→魚の煮込み→パスタ→前菜→パスタとワケのわからん順番で出てきたり、時間が経つにつれ食堂のオヤジはサッカーにのめりこんでいくし(笑)イタリアらしいいい加減さが満載だったが、それぞれの味が良く美味しいのが何より、こういう庶民の味方的食堂巡りも忘れちゃいけない旅の醍醐味だ。
posted by hiroex at 19:23| Comment(2) | TrackBack(0) | トラベル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
冬のイギリス在住者には、シチリアの太陽はまぶしい!^^
この街はちょっと寂れた感じが情緒があっていいですね。
下町の食堂も時がとまったようでレトロでいい感じ!
続きも楽しみにしてますね。

カプリチョーザ、私も昔よく行きましたよ〜。初めてイカ墨パスタを食べたの、カプリチョーザだったかも。あとあそこのアランチーノ(ライスコロッケ)が好きでした♪
Posted by hammo at 2009年12月09日 23:37
>hammoさん
私も写真を買ってきて見返しながら、なんて太陽が眩しいんだーと思ってました。シチリア旅行記はそろそろ終盤に近づいてますが、まだまだ新鮮海産物王国の日本帰国が続きますのでお楽しみに。
カプリチョーザ懐かしいですよね。私もライスコロッケよく頼んでました。パスタは一皿の量が多くって、調子に乗って頼んでいたら「お客様の人数では多いと思います」なんていわれてたのを思い出しました。そう言えば今の私、クラブ活動をしていた高校生時代より食欲旺盛な気がします…ヤバイ!
Posted by hiroex at 2009年12月11日 01:51
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日本→ベトナム→ドバイ→イギリス→中国→日本…と
国境を超えた流れ者生活を送る筆者が、あらためて母国で見つけたもの。
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